アミガサユリ

上杉景勝の佐渡攻めで、
負けた兵が逃げ延びてひっそり山に身を隠した時、
この薬草で傷を癒したそうです✨ 
もともと中国原産の植物ですが今はあちこちに自生してます。

◆アミガサユリ◆ 
ユリ科バイモ属

いつもは4月20日に咲くのですが3月末に咲いています。
暖冬の影響、
もしくは新型肺炎に怯える私たちを元気付けようと早く花を咲かせたのかも知れません。

肺病の薬草ですが副作用も強いといいます。

上杉景勝から逃げのびた兵は、
羽茂の絞張地区に身を隠したとか。
現在も独自の風習をもちひっそりと子孫が暮らしておられます。

住民の90歳のおじいちゃんに、
「日常でアミガサユリを使うことは有りましたか?」ときいてみました。

「知らんなー。つこうたこたーねー。」

とのことでした(笑)
絞張のハリキリは魔除けの意味をもちます。
最後まで読んでくださってありがとうございます。


伊藤邦男先生の本の引用はこちら↓
以前のブログはこちら↓

草木と暮らす

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

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