糧葉のおにぎり🍙クサギ

糧葉(かてば)とは戦後までずっと先人のお腹を満たしてくれた草木。
沢山食べて良い草木。

今回は糧葉の一つクサギの紹介します。
◆クサギ◆
クマツヅラ科クサギ属
落葉落葉低木

苦く、オオウバユリのような香りです。
実は染色に使われます。
先人は
「この木があればつくだ煮屋があるのと同じ」と言われ愛して来ました。
クサギは2回以上塩を入れ煮てあく抜きし、水に浸け塩漬けすると長持ちします。


塩漬けしたクサギの葉(糧葉)で包み、
すみれの花、
ハコベを塩で揉み刻んで🍙に入れます。

かわいい🍙です。



昔の人は、
こういうシンプルな主食に味噌汁、
漬物で凄いパワーを得ていたようです。

みんながもう一度粗食になれば
コロナ危機環境危機を乗り越えられると思います。もう一度見直して欲しい昔の知恵をご紹介しました。


 ~85歳のお婆さんの呟き~

「何で今の人は心も体も弱いんだろう?息子も癌だし、、、ズイコウ(イタドリ)かじとったオラチの方が丈夫だ、、、
昔のような粗食がいいのかも知れんなー」

未来へのヒントがつまっている言葉でした。

最後まで読んでくださってありがとうございます。
伊藤邦男先生の著書の引用はこちら↓
以前のブログはこちら↓
#野草生活#野草研究家#佐渡島


草木と暮らす

佐渡島で自然と暮らした先人の知恵をライフスタイルにとり入れた生活をする主婦です。 子供3人、猫4匹、夫と古民家で暮らしてます。 佐渡島の民俗学と植物学者の伊藤邦男先生の本を参考にさせて頂いてます。

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